iPhoneの画面が割れてしまったので自分で交換してみた話

iPhoneは再び割れてしまった。

さよなら〜!! #スパイダーモデル #iphone5

Ritsuo 高橋 真吾さん(@ritsuobook)がシェアした投稿 –

時を遡ること2015年1月20日。インスタグラムのログによればこの日にiPhone5からiPhone6Plusへと買い替えをしている。この時もまぁまぁな割れっぷりだったが、今回も綺麗に正面から地面に着地したiPhoneは予想を裏切らずに割れたのだった。

日数にして既に1270日。約3年半このiPhoneと苦楽を共にしているということになる。2年程経つとバッテリーの持ちも悪く、ちょうど今年の寒い時期にセルフでのバッテリー交換にチャレンジしたのが始まりだった。

appleの保証もケータイ会社の保証ももう無い。頼るべきは駅のケータイ修理屋さん。そのタイミングでバッテリー交換キットがアマゾンで売っていると聞いてやってみたのだった。その時は約30分ほど格闘して無事交換を終え、今もまだ使えている。余談だが、知り合いはバッテリー交換の際に曲げてしまい火を噴かせたとの逸話も直前に聞いてからのトライだったので慎重に作業に取り組めた。

IMG_8945

「バッテリーがあるならモニターもあるだろう!」と思い、モニターが割れた晩にすぐに調べて注文した。約2500円で購入。ちなみに1週間程度かかると予定が出ていたにも関わらず2日後には届いていてビビった。

ちなみにこちら。

決して優れた高品質なものではないことは価格からも明らか。商品レビューを読んでみても不良品のリスクはまぁまぁある。それでも、駅のケータイ屋さんで7,000円程度で画面交換をしてもらった場合でもモニター自体の品質は変わらないだろう。手間がかかるが、自分でやってみたら費用はかなり浮く。バッテリーも出来たから画面もできるやろう!

開けてみると綺麗な新品のモニター。ぱっと見は純正品と区別がつかないレベル。

裏面。保護シートと簡単な説明文。

–ここちらの両端に押さないでください–

  1. 取り付ける前に電源をoffにしてください
  2. ケーブルをメインボードに付ける際にケーブル根本の金属部分を押し続けください
  3. 取り付ける際に電池のケーブルと本体を切断してください
  4. 必ず根気持ち、用心しましょう
  5. お取り付ける前に、赤い保護用シールを外してください。

–ここちらの両端に押さないでください–

なかなかパンチの効いた文章にテンションが高まる。作業後の感想だが、「必ず根気持ち、用心しましょう」これに尽きた。

工具は一通り付属するので最低限の作業は可能。しかし精度はお世辞にも良くはないので、ネジを潰す可能性もある。実際に舐めてしまいそうなネジが何本かあり、別の工具で対応した。

基本的な手順はバッテリーと同様。ということでサクサク進める。まずは序章。

下の2本のネジを外せばモニターが開く。上側は端子がつながっているので必ず下側を開かないといけない。吸盤を使ってみたものの、悪評通り使い物にならず。笑

さらにモニターがバキバキに割れているおかげで画面全体がめちゃくちゃしなる。開けるだけで精神的に疲れた。笑

モニターを外すために端子のカバーのネジを外す。場所によりサイズが違うので位置を忘れてはいけない。そしてあまりにも小さいので吹っ飛ばしてしまったら絶対に見つからないだろう。

本体とモニターを繋ぐ4つの端子をパチパチと外していく。ちょっと固いので初めてだと結構ビビる。2回目なのでちょっとマシだった。

ここからは初チャレンジの部分。モニター関連のパーツを新しいモニターに移植する作業。

とにかくネジを外していく。外していく時はまだ良い。ネジの場所を忘れてはいけない。失くしてはいけない。息を吹けば飛んでいきそうなネジは流石に普段自転車の整備をしているといってもサイズが段違いに小さいので慣れないところ。

ホームボタン。とにかく小さいネジがどんどん発生してくる。

一番難しかったのがインカメラ周辺部分。端子を取り外したり、ゴム部分やプラスチック部分のつけ外しなど一番複雑な箇所な気がする。

カメラを重ね、端子を挟み、カバーのネジを付ける。汗が自然と溢れてきたし、細かすぎて目の集中力かなり必要だった。垂れてきた汗を感じながら、少しばかりお医者さんが手術する時の気分を味わったような気がした。無論、プレッシャーはiPhoneの比ではないと思うが。

インカメ部分の移植が終わればあとはイージーな内容。ホームボタンは簡単に移植できる。

部品の移植が終わり、少しばかりの達成感。

ここまで来たらこっちのもんよ!!(手柄を立てちまえばこっちのもんよ)

楽勝と思った矢先、4つの端子の順番を完全に忘れていることに気づく。youtubeを見たら解説されているだろうか、そう思いながらも面倒臭さが勝りiphoneの構造が示す雰囲気で順番を選んで取り付けた。

ひとまず手術完了・・・・!!

しかし一番緊張する瞬間だ。

「ちゃんと起動するのか?」

ついたーーーーーーーーーーっ!!!!(ここでロッキーのテーマが流れる)

あとはインカメがちゃんと動くのだろうかという心配。

行けたーーーーーーーーーーー!!!!!

「やった・・・やったぞ俺は・・・・!」と五味所長を救助した”め組”の大吾の気分のような(過剰な)達成感を味わいながら無事に作業完了できた。

「落車はもう怖くなくなった・・・・ビョーインに行けば治してくれるのがわかったさかい」というテルのフレーズも湧いてきた。もうiphoneが割れても怖くない。いやいや、そんなことはない。財布的には普通に打撃があるから。

終わりに

そんなことを思いながら、人に勧めるかと言われると素直に勧めるのは難しいアイテムだな~という感想でした。もし端子が潰れたり、データが飛んでしまうことがあれば結構な問題になるので。なので、人から頼まれてもやろうとはなかなか思えない作業です。

もし自分でやろうという意気込みのある人はチープなスリルに身を任せてiPhoneの死線から救ってあげてください。

アマゾンで3,000円で買えるのでコスト的には安いんですが、部品紛失のリスクや作業の熟練度など、普通にお店で修理してもらう7,000円には手間やリスク管理が十分に含まれているなという認識を得ることができました。自分の仕事もそうですが、作業賃にはいろんなもんが含まれてその金額になってるということです。

  • ネジが小さすぎて精神的に来る
  • 画面が少し暗い気がする
  • 少しだけ純正より厚みがある
  • プラモデルが苦手な人は店で頼むほうが良い

折角なのでボロボロのiPhone5も修理してあげようかな?という気持ちになってきました。

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