過去の流れとしては、デュラエース、アルテグラ、105などグレードの違いはあれど、基本的には形状(寸法)は同じ流れであり、「アルテグラのRDだけど、プーリー交換のついでにちょっとだけでも性能をアップしてみようか」というノリで”プーリーだけデュラ”にしてみたりする人も少なくなかったのではなかろうか。
そしてそんな人たちの意表を突くように、現在の12s RD-R9250デュラエースとRD-R8150アルテグラではプーリーの互換性がなくなってしまった。
アルテグラはアルテグラのプーリーを大人しく使い続けるしかなくなってしまったのである。
その事実を確かめるべく、隊員はジャングルの奥地へと向かった。そして両方のプーリーを比較することに成功した。
左がデュラ、右がアルテという配置で見ていく。
左の黒いカバーがついているのがデュラ、銀色のカバーがアルテ。
ここまでで見て取れる違いはカバーの色ぐらいである。
そしてここからが大事な部分。こいつを見てくれ、こいつをどう思う?
すごく・・・分厚いです。
デュラとアルテで全く厚みが異なることは確定的に明らか。
デュラの厚み(プレートも含む)を測ってみると約6mm。
アルテグラの厚みは約8mmという結果に。
当然、必要なクリアランスやネジの長さが変わってくるため、互換性は無いと言える。
プレートの内側も厚みに合わせて形状が異なっていた。
ベアリングも違いが見受けられる。デュラにはNMB、アルテにはTHAILANDの文字。
ベアリングの内径自体は同じだった。
寸法の違いだけで言えば、1mmのワッシャーを左右に2つ挟みこめばアルテのRDでもデュラのプーリーが使えると思うが、その手間をかけるだけのリターンがあるのかは何とも言い難い。
冒頭にあった流れのように、誤ってデュラのプーリーを手にしてしまった人の救済措置としては一筋の光になるかもしれない。
