【発動篇】ウルフトゥースでロードバイクをフロントシングル化

 

思っていた以上にアクセスが多いので気になっている人が多いんだなぁ~と実感しているロードのフロントシングル化。

前回の取り付け編のブログはこちらです。→「WOLFTHOOTHでロードバイクをフロントシングル化

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2月の後半にウルフトゥースをバイクに付けてから早くも約3カ月が経とうとしています。昨年は堺浜クリテ、岬町クリテ、舞洲クリテ、堺浜クリテ、きらら浜クリテと連戦からの優勝した春でしたが、今年は堺浜クリテと舞洲クリテのみのスロースタートでシーズンを迎えています。

フロントシングルの場合、クリテリウムの平坦オンリーの状況ではベストな選択なように思っています。ダブルであっても変速することはまずないし、ウルフトゥースの場合はチェーンラインの最適化もされているため漕いでいる感触も良好です。

【クリテリウムの場合のギア比】

フロント:50T、リア:11-25T (または11-28T)を使用しています。

そこまでは誰でもわかる範囲です。今回、皆が待ち望んでいた(と思われる)実働例を紹介したいと思います。

コンポーネントはシマノ9000。RD-9000のSS(ショートケージ)を使用しています。

【今回試みた新しいギア比】

「ところで 俺のスプロケットを見てくれ、こいつをどう思う?」

「すごく・・・大きいです・・・」

とかいうめちゃくちゃ懐かしいネタを盛り込みつつ、CS-HG800-11の”11-34T”が装着できたことを報告致します。

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さすがにスプロケットの大きさを感じますね。ロードバイクにこんなに大きなスプロケットなんて・・・と思う方も多いと思いますが、21Tや23Tのローギアだけだった時代を経て、年々ワイドなビッグギアに時代は移り変わっています。時代の変化を受け入れられなくなったら終わりかなと思っているので、僕は常に新しいものや若い人の意見にも耳を傾けていければいいなと考えています。(脱線)

ちなみにRD-9000のリア最大スプロケットは28Tと明記されているため、もちろん自己責任の範疇でご理解下さい。

装着した感じでは36Tは無理だと思います。34Tの場合でもリアディレイラーのBテンションも含め、変速調整の理解が深いメカニックに作業を依頼するのが安心でしょう。律儀なメカニックの場合は断られるかも知れません。

それではギア比の確認です。

ダブル(インナー39T)の場合

  • F 39t – R 28t →ギア比 1.39
  • F 39t – R 25t →ギア比 1.56
  • F 39t – R 23t →ギア比 1.69
  • F 39t – R 21t →ギア比 1.85

フロントシングル(50T)の場合

  • F 50t – R 34t →ギア比 1.47
  • F 50t – R 30t →ギア比 1.66
  • F 50t – R 27t →ギア比 1.85
  • F 50t – R 25t →ギア比 2.00

計算してみると39-25より軽く、39-28よりは重いギア比でした。フロントが50なので、39-26に相当するギア比になります。ちなみにSRAMで11-26Tという絶妙なスプロケットが以前あったように記憶しています。

ギア比1.47(39-26相当)があれば、過去の経験から富士あざみラインでも足をつかずに登れたことが実証されているのでノープロブレム。

早速大阪の自転車仲間と軽めのトレーニングライドで十三峠に登ってみました。まだ去年(16分38秒)ほどの仕上がりにはなっていないですが、ぼちぼちのペースで走り18分30秒ほどのタイムで登れました。少し重めのギアにも感じるシーンはありましたが、17分を切るペースであれば34Tの出番はないかも知れません。

十三峠のプロフィールは距離約4km、標高差375m、平均斜度9.2%、最大傾斜14.7%となっています。

4月頭の参加した舞洲クリテリウムにはスプロケットは11-28Tに変更して参加しました。E1カテゴリーの1組目に出走。ラスト2周のタイミングでアタックを試みましたがラスト1周に入るところであえなく吸収。練習不足を強く実感する結果になりました(汗)

飛び出しのタイミングや試みは周りの人らからも評価してもらえた点はよかったです。あとは逃げ切る足さえあれば・・・。

さて、今期のこれからのレースは何に参加していきましょうか。

*photo thanks*

堺浜クリテリウム舞洲クリテリウム by @to_uproadさん

舞洲クリテリウム by 西村さん

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