この写真は十三峠に登りに行った時の仕様です。ホイールはnotubesのalpha340にchriskingのハブで組んだお気に入りの軽量ホイール。
ギアはというとWolftoothのフロント50tにリアが11-28tです。当然50-28の組み合わせで漕いでる時間がほとんどでしたがタイムはまずまず。
「でもそんなギア踏まれへん!」という声もあります。ということで今回は僕の考える使いやすいであろうオススメの組み合わせを紹介しておきたいと思います。
46 x 11-30
普段どれぐらいの速度域で走っていますか?僕は平坦路では概ね25~35km/hの間、だいたい30キロ前後のペースで走っています。その時はフロント50のリア17か19あたりで漕いでることが多い気がします。大体の人も25~30ぐらいな人が多いのではないでしょうか?
となると50tまでの重さは必要ありません。クリテリウムで走っていても50-11は発動しませんでした。あるとすれば下りの長いコースですが、、グループライドでそこまで下りで攻めることもないでしょう。
[amazonjs asin=”B071JT6C12″ locale=”JP” title=”シマノ CS-R8000 11S 11-30T 12345791470 ICSR800011130″]
店やっててアマゾンでシマノパーツ紹介するってドウナノヨって葛藤があるんですが、通販で買う方も多いのと写真を用意する手間も省けるのでご理解いただけると嬉しいです。もちろんDMでのご注文もいつでもお待ちしております。
話を本線に戻しましょう。
ナローワイドギアの話になるとやはりギアのサイズ感で違和感を感じる方が多い印象でした。スプロケットが34tともなるとマウンテンバイクと兼用サイズなので、素直に大きいな~と思います。
この11-30はギリ許容できるのかな?というサイズで、ロードバイクとしての尊厳を少しでも保ちたい人にぴったりはまるスプロケットかなと思います。カンパもミドルゲージandローギア29tあたりが標準装備になってきましたね。
RD-8000。シマノの9100世代からショート(厳密に言うとミドルか?)からローギア30tまで対応するようになりました。もうちょっと踏み込んで話すとフロントがシングルの場合、30より大きなスプロケットも使用できますが一応トップ最小11、ロー最大30という推奨の範囲となります。範囲外は自己責任でどうぞ。
フロント46tで計算すると、一番重いギア(11t)で4.18。ケイデンス90で約47キロのスピードです。ケイデンスを100まで上げると52キロまで上がるので、ぶっちゃけるとギア比より自分が漕げるケイデンスの幅を広げることはスプロケットの段数を数枚増やすこと以上の恩恵があるのではないかと思っています。
一番軽いギア(30t)にした場合は1.53。登りを想定したケイデンス75で約14キロのスピードになります。ちなみに50-28tで登っていた時はスピードが12キロ程度だったと思うのでケイデンスは50ぐらいまで落ちている計算になります。ケイデンスも50程度まで許容するとすれば、46-30で10キロ程度のスピードまで落ちても大丈夫な計算です。
そう考えればレーサーではないサイクリストにオススメを考えるとフロントは36~42程度でも良いかも知れませんね。フロント36tでもちゃんと40キロ程度のスピードまで対応することは可能です。チェーンリングで合わせるか、スプロケットで合わせるかの裁量は自分の好みで選ぶといいでしょう。
Wolftoothのラインナップ確認はこちらからどうぞ。
ウェブサイトがリニューアルされて見やすくなっています。
ご注文はお近くのムーブメントまで。